妊婦・産後の栄養素
①つわり
②浮腫み
③静脈瘤
④帝王切開・会陰切開などの切り傷改善
①つわり
つわりが酷い時の血液中は酸素が不足しているという説があり。
この解決法として「炭酸水を飲む」という方法が良いとされています。
酸素不足なのに二酸化炭素飲んでも大丈夫なの(;・∀・)?
っと疑問に感じるかと思いますが、炭酸水の効果として「急激に二酸化炭素を取り込む反動で血管内の酸素濃度を高める」作用があり結果的に血液中酸素は増えてくれますので安心して下さい。
元々は健康・美容目的で炭酸水を飲む方が多いですけど、相性が合い「つわり」にも効くとなれば一度は試す価値あるかなと院長は思います(>_<)
もちろん、炭酸水を飲んだからといってお腹の赤ちゃんには害はないので、そこはご心配なく‼
②むくみ
妊娠中の悩みの一つとして「むくみ」があげられますね・・・
これは、お腹が大きくなる事で筋肉疲労が溜まり結果的に血液循環不足で「むくむ」とも言われていますが、
栄養素の観点からしては「タンパク質不足」が原因ともされています。
★タンパク質不足
タンパク質は血液中に存在する「アルブミン」という物質に変換されます。
そしてこのアルブミンは血液の水分濃度調節する大切な役目があるので、不足すると血液循環調節に支障をきたし「むくみ」を引き起こしてしまいます。
◎カリウム不足という説「信憑性が少ない・・・」
浮腫み改善として「カリウム不足」があげられますが、カリウムは効果が薄いともいわれているので日常的な食事以外では意識してとる必要は少ないかと思います。
むしろ、カリウムはサプリで必要以上に摂取すると不整脈などの症状がでる時もあるので妊娠中には過剰摂取しないほうが良いかと思います。
(注)上にも書きましたが、日常の食事程度ではカリウム過多になる事はないので、食事では怖がらずにバランス良く食べて下さい!(^^)!
③静脈瘤
血管にコブみたいに見える血管の滞りができる静脈瘤は女性の天敵ですよね・・・
静脈瘤とは血管が滞った血液を保持出来なくなって血管が破壊(正常な筒状の血管を維持できなくて筒が壊れる)されることによって起こります。
これの栄養学的予防策としては「タンパク質・ビタミンC・ビタミンE」のバランスが大事となっていきます。
「タンパク質・ビタミンC」
血管を構成しくれる栄養素は「タンパク質・ビタミンC」がメインで頑張ってくれます。なので上記二つの栄養素をしっかり摂取することによって、ある程度の負荷に耐えれる弾力性のある血管を維持させる事が出来ます。
「ビタミンE」
ビタミンEは抗酸化作用(若返り作用)に役立ってくれる栄養素ですが、もう一つの役目として血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
なので、血液の滞りを防いで静脈瘤予防に一役買ってくれます。ちなみに先程の「むくみ」にも効果ありです‼
(注)ビタミンEは過剰摂取すると血液がサラサラになって「血が止まりにくくなる」などの副作用があるので必要以上に摂取は禁物です。なのでサプリで摂取する際は容量用法守って摂取して下さい(^-^;
④帝王切開・会陰切開などの切り傷改善
出産時に出来た切開傷の回復としては、「タンパク質・ビタミンC・鉄・亜鉛」
切り傷が出来ると人間の体は繊維芽細胞という細胞が「コラーゲン」を作って傷を補修します。このようにコラーゲンは肌艶にも関係あるし、傷の補修にも一役買ってくれるのです(*´ω`)
そして、傷口補修コラーゲンの材料として「タンパク質・ビタミンC・鉄」が必要になるので上記三つの栄養素が不足していると傷口の補修が上手に出来なくなるので気を付けて下さい‼
「亜鉛」は人体の「骨・筋肉・皮膚」の構築主成分なので、傷口後の皮膚を綺麗に作る為にも亜鉛不足はNGです(/・ω・)/
(注)亜鉛も過剰摂取すると、下痢・嘔吐などの副作用がでる時がありますので、こちらもサプリで飲む際は容量用法守って摂取して下さい(>_<)
Ortho-21
- 主成分:ビタミンA、D、E、C、B1、B2、B6、B12、ニコチン酸アミド、パントテン酸、葉酸、ビオチン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン、クロム、モリブデン
- 内容量:180粒(1粒 350mg)
プロテインタブレット
- 主成分:タンパク質-250mg/粒
- 内容量:650粒(1粒 350mg)
参考文献
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